伊藤惇夫氏 生稲晃子氏の旧統一教会訪問“弁明”に「看板を見ないで入ったというのも謎」

[ 2022年8月19日 09:31 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 政治アナリストの伊藤惇夫氏が19日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。萩生田光一政調会長(58=衆院東京24区)が自民党の生稲晃子参院議員(54=東京選挙区)と6月、共に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連施設を訪れていたことについて言及した。

 生稲氏の事務所によると、生稲氏の演説を聞いた関係者から「他にも仲間が集まっているので話を聞かせてほしい」と依頼され、スタッフの判断として訪れたという。萩生田氏は党東京都連会長を務めており、生稲氏が初当選した7月10日投開票の参院選に向けて支援を要請したとみられる。建物の入口には団体名の記載があったものの、生稲氏は「全くその時は(看板を)見ていなかったので分かりません」と話している。

 伊藤氏は「生稲さんに関して言うと、看板を見ないで入ったというのも謎なんですが」と疑問の声を上げつつ、「もし見ていたとしても生稲さんという政治家としてのここまでの言動を見ていますと、見ていたとしてもどういう団体だったのかということに関して、ほとんどお分かりにならなかったんじゃないかな」と私見を述べた。

 その上で、「ただ問題なのは、萩生田さんがお連れになったということで、萩生田さんは以前から旧統一会系の団体との接触はあったわけですから、生稲さんをお連れする時に“ここは、こういう団体の人たちだよ”っていう説明が一切無いまま連れて行ったのかなと。そこが非常に疑問なんですね」と語った。

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2022年8月19日のニュース