槇原敬之、秦基博、藤井風…数々の歌手にカバーされる大江千里の名曲秘話 舞台は意外な場所だった

[ 2022年8月15日 18:53 ]

大江千里
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 シンガー・ソングライターでジャズピアニストの大江千里(61)が12日、マンスリーDJを務める深夜放送のα―STATION「DIGGIN’THE SENRI OE」に出演。1988年の名曲「Rain」について語った。

 アルバム「1234」に収録された楽曲で槇原敬之、秦基博、藤井風ら、人気アーティストが続々とカバー。シングル並みの知名度を誇り、幅広い世代から愛される1曲だ。「ありがたいことに、何か自分で書いた曲じゃないみたいになってきて。“うわ~、しみるなあ…誰が書いたん?あ、俺か~”って」とおどけて、笑わせた。秦からは「情景の広がり方やメロディーの展開が素晴らしくて刺激的」と、Rainの魅力を語るコメントも寄せられ、「うれしいなあ」と感激した。

 大江は、「実は(東京都)調布(市)のあたりの小さな駅。ロータリーを歩いてるときに、貸しビデオ屋や薬屋を見ながら“このロータリーで別れてしまうカップルを書こう”と思ったんですよ」と同曲誕生の瞬間と、意外な舞台を明かした。その場で頭の中に広がったドラマを「やばいやばい…閉じ込めておこうと思って。家に帰ってカセットをカチャッと入れて、“言葉にできず…”っていうところから最後のフレーズまで、15分くらいで書いちゃったんだよね」と振り返った。

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2022年8月15日のニュース