「天空の城ラピュタ」世帯視聴率12・6% “バルス祭り”テレビ放送18回目も根強い人気

[ 2022年8月15日 09:38 ]

日本テレビ社屋
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 宮崎駿監督のスタジオジブリの長編アニメーション映画「天空の城ラピュタ」が12日、日本テレビ「金曜ロードショー」(金曜後9・00)で45分拡大の本編ノーカットで放送され、平均世帯視聴率は12・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。前回は14・5%で、18回目のテレビ放送ながら根強い人気を示した。

 瞬間最高視聴率は午後11時30分に記録した14・5%。ラピュタから離れ、シータとパズーが空中海賊「ドーラ一家」と再会するシーンだった。

 少年・パズーが空から舞い降りた少女・シータを守るため、空に浮かぶという伝説の城「ラピュタ」を探し求める姿を描く冒険ファンタジー。テレビ放送2回目の22・6%(1989年7月)を筆頭に、過去17回のうち、20%超えは6回。ここ最近では、13回目(2011年12月)は15・9%、14回目(13年8月)は18・5%、15回目(16年1月)は17・9、16回目(17年9月)14・4%、前回(19年8月)14・5%を記録していた。

 テレビ放送時には滅びの言葉「バルス」がインターネット上で多くつぶやかれる「バルス祭り」で大きな盛り上がりを見せる同作。NTTデータによれば、13年に放送された時には431万4588ツイートを記録。ツイッターのサーバーに負荷がかかり、つながりにくくなる現象も見られた。

 今回も放送前から「バルス祭り」がトレンド入り。ツイッターのトレンドでも放送開始直後には世界1位となるなどの盛り上がりを見せていた。午後11時25分にパズーとシータが「バルス」と言うと、「#天空の城ラピュタ」「#バルス」が世界のツイッタートレンド1、2位、「#金曜ロードショー」が4位となった。YAHOO!のリアルタイム検索でもトップの「バルス」を始め、いくつものラピュタワードが上位に食い込んだ。

 「金曜ロードショー」では、3週連続でスタジオジブリ作品が放送され、19日は「となりのトトロ」、26日は「耳をすませば」となっている。

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