橋下徹氏 安倍元首相の国葬に私見「岸田さん、一時の感情で国葬にするって決めたのは失敗だと思う」

[ 2022年8月15日 15:27 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三元首相の国葬について言及した。

 番組では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党の関係を取り上げ、共同通信が国会議員712人に対して行った「旧統一教会と接点があるのか」というアンケートに583人が回答。接点を認めた議員が106人で、そのうち自民党議員は8割に近い82人だったなどと伝えた。

 橋下氏は「国葬に関しても岸田さんの判断はやっぱり間違ったと思います」とし、「賛否あることは間違いないです。国葬なんかやる時に政治家の評価っていうのは絶対賛否あるんですけども、そうであれば僕は首相経験者全員を国葬にするって基準を決めてね、僕は安倍さんは国葬に値すると思いますけども、違う首相経験者だったら、いや、この人は国葬どうなんだっていう思いもありますよ。でも、そういうことを抜きにして、もうこれは全員首相経験者は国葬にするっていう基準を決めてからやればね、僕はこういう賛否は関係なかったと思うんですが、その個人個人の業績を見て政府が判断するってことになれば大もめになりますよ」と指摘。そのうえで「まだ首相経験者でご存命な方たくさんいらっしゃいますけども、亡くなられた時にどうするんだって話になるんで、岸田さん、一時の感情で国葬にするって決めたの僕は失敗だと思うんで、もう1回これ、まだ間に合うんで、どうせだったら全首相経験者を国葬するってそう決めて欲しいですね」と自身の考えを述べた。

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2022年8月15日のニュース