谷原章介 花火大会、強い命令口調の誘導に「強い口調をいさめる気持ちも分かりますけれども、命を…」

[ 2022年8月15日 14:29 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が15日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。花火大会で誘導にあたった人の強い口調の言動についてコメントした。

 番組では、独自に入手したという、11日に京都府亀岡市内で3年ぶりに行われた「保津川市民花火大会」の最寄りのJR嵯峨野線・亀岡駅付近で、混雑している人たちを誘導している男性の映像を放送。男性はマイクを手に「いったん止まれ。私の言う通りにしなさい。ゆっくりだぞ」「そこで止まりなさい。止まった。止まりなさい。止まりなさい。命の、命の、命の仕事をしているんだ」と強い口調で叫び、ネットでは「ノーマスクで怒鳴っている」「あのような場では。強い口調の方が危機感が出る」など賛否の声が出ていると伝えた。

 谷原は「忘れちゃいけないのは、明石の歩道橋で子供を含め11人がなくなった事故、いつもこうやって人が密集した時に出る被害というのは、子供だったり女性やお年寄りとか弱い立場の人ですね、体力的に」と、01年に発生し、11人が全身圧迫による急性呼吸窮迫症候群(圧死)等で死亡、183人が傷害を負った明石花火大会歩道橋事故に言及。「子供が楽しみにしているイベントだからこそ、子供たちを守るために何とか殺到することを防ぐことができないのか」と言い、「倒れる所から離れている人っていうのは、ちょっと自分が急いで軽く押しているつもりかも知れませんけれども、その軽い力が加わって加わって、ある瞬間、均衡を保てなくなった時に事故は起きるものですから、強い口調をいさめる気持ちも分かりますけれども、命を守る行動、それだけは理解していただきたいと思います」と自身の思いを話した。

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2022年8月15日のニュース