辻元清美氏 暴力に屈せず“言いたいことを言い続ける”理由「戦前も多くの暴力があって…」

[ 2022年7月14日 21:05 ]

 第26回参院選で比例代表で立候補して当選した立憲民主党の辻元清美氏(62)が14日、読売テレビの情報番組「かんさい情報ネットten.」(月~金後4・50)にVTR出演。政治家への“攻撃”について語った。

 辻元氏は政治活動を行っていく上で、身の危険を感じたことがあるという。「街頭演説をしている時に、多分ネット上のデマを信じた人だと思うんですけど、マイクを奪いに来られたり、大声を出しながら秘書が突き飛ばされて倒されるとか…」と回想。さらに「殺害予告や、白い粉や血の付いたものが送られてきた」こともあると明かした。また、今年3月には男が辻元氏の事務所の窓ガラスを割って侵入し、室内を物色する事件も起きた。

 ここで“そうしたことを経験して、言いたいことが言えなくなることはないのか?”と聞かれ、辻元氏はキッパリと否定。「戦前も多くの暴力があって、みんながものを言えない社会になってしまって、それが戦争への道を加速させた」と指摘する。さらに「暴力で言論を封じ込めようとする動きに対して萎縮したり、言論を少し控えようということを私たち政治に身を置く者がやってしまうと、皆さんの言論の自由が守れなくなると思いますので、私は同じように街頭でも活動するし、発言を緩めることはしません」と宣言した。

続きを表示

2022年7月14日のニュース