「どうする家康」志田未来 まさか&緊張の大河初出演「遠い存在だと 光栄」今川氏真・溝端淳平の妻・糸役

[ 2022年7月14日 12:06 ]

来年2023年のNHK「どうする家康」で大河ドラマ初出演を果たす志田未来。今川氏真(溝端淳平)の妻・糸役を演じる
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 女優の志田未来(29)が来年2023年のNHK「どうする家康」(日曜後8・00)に今川義元(野村萬斎)の嫡男・今川氏真(溝端淳平)に嫁ぐ姫・糸(いと)役でレギュラー出演し、大河ドラマ初出演を果たすことが14日、番組公式ツイッターで発表された。

 希代のストーリーテラー・古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛け、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生んだ古沢氏は大河脚本に初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

 志田が演じる糸は、関東の雄・北条家から嫁いだ姫。今川・北条・武田が三国同盟を結んだ折、今川氏真に嫁いだ北条氏康の娘。今川義元亡き後、家臣たちの裏切りが相次ぐ中、孤独を極める氏真を支える。物静かな性格だが、奥底には北条家の女らしく、強い意志を秘める。

 なお、現在放送中の大河「鎌倉殿の13人」の北条家との血縁はない。糸の出身は京の商人・伊勢宗瑞が伊豆の武将となって北条姓をもらい、北条早雲と名乗ったことから始まった北条家。「後北条氏」「小田原北条氏」とも呼ばれる。

 役について、志田は「多くを語ることのない糸ですが、その中にも強さや優しさ、愛情をたっぷりと感じました。一度嫁いだ身、妻として夫となる今川氏真の側で、命ある限り支えたいという強い思いに胸を打たれました。その思いを見てくださる方にしっかり届けられるように演じていきたいです」と抱負。

 大河初挑戦については「大河ドラマは、まだまだ遠い存在だと思っていました。まさか出演させていただけると思っていなかったので、とても光栄です。それと同時に今までに感じたことのない緊張感でいっぱいです。『どうする家康』の世界に入れること楽しみにしています」と驚きと喜び、プレッシャーも。

 夫役の溝端とは09年4月期のフジテレビ木曜劇場「BOSS」以来、約14年ぶりの共演。「前回は刑事と犯人という役柄での共演でしたが、今回は夫婦役という、とても近い間柄になります。短い期間ではありますが、どんな夫婦像を作り上げられるかワクワクしています」と期待感を明かした。

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2022年7月14日のニュース