東国原英夫「政教分離とは言いながらも…」 政治家のモラルに言及「議論しなければいけない」

[ 2022年7月14日 17:54 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が14日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後3・55)に生出演。安倍晋三元首相(享年67)が8日に奈良市内で参院選の応援演説中に銃撃され、死亡した事件についてコメントした。

 無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=は動機について、「母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に多額の寄付をして家庭が崩壊した」と供述している。これを受けて、東国原は「そこにのめり込んで、周りが不幸になっていく。じゃあそれを止めるために本人を脱会させる努力と、宗教団体を改善するという(2つの)方向性があると思うんですよ」と問題提起した。

 続けて「例えば霊感商法だとか違法行為だとか、そういったものを摘発して、宗教団体をきちっと取り締まるっていうやり方もあります。もし違法行為だとか、そういったものをしていれば、両面でやっていかなきゃいけないんでしょうけど、その宗教団体に政治家が絡む、ここが一つの問題点ですね」と指摘。「政教分離とは言いながらも、宗教と密接に関係している政治家っていますよ。いるんです、現実に。これをどうするかなんですね。宗教と政治家が密接に絡む、これを法律、憲法等々と罰せられますか? これは議論しなければいけないですね」と語った。

 また、東国原は政治家自身のモラルにも言及。「政治家も自発的に、ここ(旧統一教会)がそうだとは言いませんけども、違法な行為をしているような団体に、密接に関わっていいものかどうかは政治家の資質に関わってくる」とキッパリ。その上で「客観的にどうやって法律上、対応していくかは非常に難しい議論になってくる」と語った。

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2022年7月14日のニュース