“SM好き”高嶋政宏がリアルなプレー披露? 常連客役で映画出演 企画監修も担当

[ 2022年7月14日 05:30 ]

SMバーの常連客役で映画「愛してる!」に出演する高嶋政宏。上は川瀬知佐子
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 俳優の高嶋政宏(56)が映画「愛してる!」(監督白石晃士、9月30日公開)にSMバーの常連客役で出演する。SM好きを公言する高嶋にとっては、まさに適役。趣味と実益を兼ねて!?企画監修も担当するほど力が入っている。

 同作は「日活ロマンポルノ」50周年記念プロジェクト「ロマンポルノ・ナウ」の一本。鳴かず飛ばずの地下アイドルのミサ(川瀬知佐子)が、SMの素質を見込まれてその世界でのし上がっていく姿を描くフェイクドキュメンタリー。高嶋は「俳優・高嶋政宏」として登場し、ミサの才能を見いだし成長をサポートしていく役どころだ。

 高嶋は2018年にSM愛をつづった「変態紳士」を出版し、SMバーに通う理由を「ただ一点、興奮するから行っているだけ」と性癖までカミングアウト。テレビのバラエティー番組でも緊縛姿を披露するなど、その愛好家ぶりは徹底している。今回のオファーにも「私とSMを題材にどんなふうに映画にするのか、興味の方が大きかったですね」と前のめりになった。

 “実績”を買われ、企画監修も務めることになり「興奮で浮かれていましたが、すぐにいつもお世話になっている歌舞伎町の皆さんに恥じない作品を作らねばというプレッシャーが押し寄せ、1回目の会議では一般の人たちが抱いているSMバーと実際のものがどれだけ違うかの思いの丈をしゃべりまくった」と振り返る。

 白石監督らスタッフをなじみの店に連れて行き、親交のある緊縛師の蒼月流(あおつき・ながれ)氏をSM監修で招へいし、「SMの神髄を聞く会を催しました」と話す。撮影現場では出演者にプレーの指導をするなど奔走。「とにかく僕がいつも接する人たちは間違いなく見るわけで…」と気合を入れ、細部にまでこだわった一作。高嶋の“リアルなプレー”にも注目だ。

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