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「鎌倉殿」“時政パパ”坂東彌十郎 大河出演秘話 きっかけは三谷幸喜の一言 託された時政像とは

[ 2022年5月28日 16:36 ]

坂東彌十郎
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 歌舞伎俳優の坂東彌十郎(66)が27日放送のNHKEテレ「新・にっぽんの芸能」(後9・25)にゲスト出演。同局大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)への出演につながった出来事を明かした。

 彌十郎は小栗旬演じる主人公で鎌倉幕府2代執権・北条義時の父、時政役。家族思いで武芸にも長け、いざという時には頼りになる侍を好演して注目を集めている。

 かつて父も兄も大河に出演したが、自身は本格的な連続ドラマ出演自体が初めて。今回の大河ドラマ脚本を手掛ける三谷幸喜が2019年に歌舞伎作品を作・演出。そこへ出演した際、「“彌十郎さんは映像の仕事はやらないの?”と。やらないわけじゃなくて、チャンスがなかったって言ったら、“どっかでやります?”と。もちろんやりたいですって言ってましたら、今回こんな大変なお仕事をいただいて」と大河出演につながったという。

 「テレビの場合は、全然後の場面を先にやったりするので気持ちの持っていき方が難しいなと思いました」と歌舞伎と映像作品の違いについて語り、「初めてだっていうこともあって(片岡)愛之助さんや(中村)獅童さんには始まる前にメールで“よろしくお願いします、そちらが先輩ですから”と頼んでおきましたから。本当によくしていただいてますし、今回初めてお会いする方たちも、北条の一族からは父上、父上って言っていただいて。誕生日には寄せ書きやプレゼントをたくさんいただいて、幸せな誕生日を過ごせました」と歌舞伎俳優仲間を始め、共演の俳優陣に感謝した。

 三谷からは「江戸時代の長屋のおやじになったつもりで」演じてほしいと言われたという。「僕らが子供の頃はそういうおじさんたちがいっぱいいて、歌舞伎の楽屋にも三階の大部屋には昔からキセルでたばこ吸ってるような大先輩がいらして。普段からそういう人たちの喋り方は時代劇のようでしたから」と少年時代の記憶をなぞりながら演じている様子。

 「鎌倉殿に出させていただいて、あれ、この名前の役で僕(歌舞伎の舞台に)出たことある!っていうのがいっぱい出てくるんですよ。工藤(祐経)さんもそうですけど」といい、大河をきっかけに歌舞伎へ興味を持ってくれる人が増えてくれればと熱望した。

 今後の時政については「どうなるんでしょう?まだいっぱい出させていただけると思うんですけれど。私もまだどうなるか楽しみなところです。知らないところもいっぱいあると思います。だんだんダークになるところもあるかもしれないですね」と語った。

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