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手塚漫画が初の歌舞伎化 中村歌之助主演で「新選組」、兄・福之助が親友役

[ 2022年5月28日 05:00 ]

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」で手塚治虫の漫画「新選組」を原作とした新作歌舞伎に出演する中村福之助(左)と中村歌之助 
Photo By 提供写真

 「漫画の神様」手塚治虫の漫画が、初めて歌舞伎化される。1963年に「少年ブック」で連載され“隠れた名作”と名高い「新選組」で、8月に東京・歌舞伎座で行われる「八月納涼歌舞伎」で上演。主演を中村歌之助(21)が、その親友役を兄の中村福之助(24)が務める。

 父の敵を討つため「新選組」に入隊した深草丘十郎の成長を描く作品。敵討ちの連続など、人間の業の深さなどが描かれ、現在一般的な“悲劇のヒーロー”としての「新選組」とは一線を画す作風。近年は「ワンピース」や「風の谷のナウシカ」など漫画原作の歌舞伎が注目されることが多いなか、歌舞伎関係者は「実在する人物も登場し、幕末で敵討ちという物語は歌舞伎と親和性が高く、面白くなりそうな題材」と企画の背景を明かした。

 コロナ下のため3年ぶりの開催となった「八月…」は若手主体の公演。歌之助が歌舞伎座で主演するのは初。「出演が決まったときは、家族みんなで喜びました」と共演の福之助をはじめ、父の中村芝翫(56)ら一家全員で祝福し合った。「現代に通ずるテーマ性があり若い人にも見ていただきたい」と呼びかけた。中村勘九郎(40)、七之助(39)兄弟も出演。

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