水谷豊 映画監督の奥深さに驚き「やるだけやった気がなかなかしない仕事」

[ 2022年5月28日 16:21 ]

俳優の水谷豊
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 俳優・水谷豊(69)が、28日放送のテレビ朝日系「豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒」(後2・30)に出演し、監督業に対する思いを語った。

 プライベートでも親交の深い「とんねるず」木梨憲武(60)と旅をするシリーズの第6弾。水谷がメガホンをとった「太陽とボレロ」(6月3日公開)のロケを行った長野県松本市を訪ねた。

 水谷にとって、今回が監督3作目。木梨は「“最終的にこれ(監督)をやるんだ”と前に言ってたじゃないですか?作品を撮るんだと。監督として。現実に何作も撮ってたり、いくつになっても確実にステップアップしている」と、そのアグレッシブさに驚いた。

 すると水谷は「自分でそこを目指して確実に向かったというよりは、作品をやるという時に、プロデューサーが“その世界は水谷さんじゃないと表現できないんじゃないか?監督をやってもらえませんか?”(と言うこと)から始まる」と告白。偶然が重なっての監督業だったといい、「やりたいと思っていたんだけど、あきらめてたの、監督は。そういう出会いがなければそこへ行けないから」と打ち明けた。

 監督としての自分は未知数だという。「何が出てくるか分からないね。自分の中から」。さらに「やるだけやってやめようと、ずっと思いながらきた。やるだけやってやめようと。だけど、やるだけやった気がなかなかしない仕事なんだよね」と、その奥深さに驚いていた。

 一方の木梨も、絵の個展や音楽活動など、多岐にわたる活躍が続く。水谷は「憲武が今まで積み重ねてきたことが(形に)なると。今までやってきたことが無駄になってないって実感があるでしょう」と力説。「今が過去の証明。出会いがあるのは、過去が良かったということになる」と称賛していた。

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