節電呼び掛けにテレビ各局が照明抑え放送 ネット「目が変になったのかと思った」「さすが」の声

[ 2022年3月22日 16:20 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 経済産業省は22日、東京電力管内に続き、東北電力管内についても電力需給逼迫警報を発令した。東京電力と東北電力は、電力需給が極めて厳しい状況にあるとして、利用者に対して節電への協力を呼び掛けている。

 この節電協力要請に対し、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)では、「節電のため照明を抑えて放送しています」などのテロップを出し放送。NHKは午後4時台のニュースで番組冒頭でアナウンサーが「この時間は節電のため、スタジオの照明を通常より落として放送します」と説明した。

 SNSでも話題を呼び「暗いと思ったらスタジオ照明減光してるのね。目が変になったのかと思ったわ…」「ニュース読んでいるスタジオもなんか暗いな」「NHKもスタジオ照明暗い、さすが」「こんなに暗いの、初めて見た」などの声が相次いだ。

 午前中から節電を呼び掛けるテレビ局に対し「本当に節電が必要ならテレビを消す必要があるのでは」などの声も上がっていた。

 東京電力管内の1時間平均の電力使用率(供給力に対する需要の割合)は14時台は107%だったが、15時台は98%。東京電力は公式サイトで「電力需給が極めて厳しくなっています。このままの状況が続くと、夜20時以降に200万~300万軒規模の停電が発生するおそれがある」とし、さらなる節電の協力を呼び掛けた。

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2022年3月22日のニュース