篠原涼子「怖かった」 演技から逃げていた過去 女優としての転機は初舞台「ダメ出しが書かれてて」

[ 2022年3月22日 13:11 ]

女優の篠原涼子
Photo By スポニチ

 女優の篠原涼子(48)が22日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。演じることから逃げていた過去を明かした。

 「元々、演技は見るのは好きですけど自分が演じるっていうのは自分の中になかったです」と切り出した篠原。「やりたくなかったっていうよりも、やれないからやりたくなかった。自信がないからやりたくなかった。毛嫌いしているんじゃなくて、怖かったから逃げていたというか」と振り返った。

 転機となったのは2001年に出演した初舞台「ハムレット」。この舞台で覚醒する出来事が起きた。、篠原は「朝、楽屋に入って支度する前に目の前に小さいハガキがあって、ファンレターみたいな気持ちだった。そしたら、すごくダメ出しが書かれてて『ひどい芝居』『こんな強いオフィーリアは見たことがない』的なことが書かれていたんですね」と当時の衝撃を明かした。

 「すごいショックだった」と篠原。しかし、「ショックを乗り越えるためには『このメッセージと向き合わないといけない』と思って、メーク前の鏡にずっと貼ってお守りのようにして、千秋楽になった時に本当にハガキに感謝を込めて、『ありがとうございました』って言う風に心の中で伝えて…」とダメ出しに誠心誠意向き合ったという。最後には「初舞台のハムレットはすごく大きかったですし、やっぱり演技って楽しいなって。こんな自分でも人を楽しませることが出来るものが見つかったんだ」と思い返していた。

続きを表示

2022年3月22日のニュース