東京電力「状況続くと20時以降に200万~300万軒規模の停電発生の恐れ」 さらなる節電呼びかけ

[ 2022年3月22日 16:42 ]

 経済産業省や東京電力パワーグリッドは22日、揚水式水力発電所の水がなくなり発電できなくなった場合は、停電が午後8時台にも発生する可能性があると説明した。

 東京電力ホールディンングスの公式サイトはトップページで「3月22日の電力の需給状況と節電へのご協力のお願いについて」と題し「電力需給が極めて厳しくなっています。このままの状況が続くと、本日の夜20時以降に揚水式水力発電の運転が停止し、約500万kW(200万~300万軒規模)の停電が発生するおそれがあります。そのため、更に毎時200万kW程度の節電が必要であり、もう一段の更なるご協力をお願いいたします」とした。

 萩生田光一経済産業相は22日の記者会見で、東京電力管内で電力需給が逼迫していることに関し、このままだと大規模停電が起きかねないとして、さらなる節電が必要であることを指摘。飲食店にネオンの消灯などを求めたほか、家庭や職場で一段の節電に取り組むよう呼び掛けた。

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2022年3月22日のニュース