阿部寛主演 日曜劇場「DCU」最終話15・1% 15%台回復で有終の美

[ 2022年3月22日 10:06 ]

TBS日曜劇場「DCU」の会見に出席した(前列左から、)中村アン、阿部寛、横浜流星、山崎育三郎(後列左から)岡崎体育、趣里、市川実日子、高橋光臣、土佐兄弟・有輝
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 俳優の阿部寛(57)が主演するTBS日曜劇場「DCU」(日曜後9・00)の最終話が20日に放送され、平均世帯視聴率は15・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。個人視聴率は9・1%だった。

 初回は世帯16・8%で、同時間帯横並びトップをマークし、前クールの同枠「日本沈没」初回15・8%を1ポイント上回る好スタート。第2話は15・2%、第3話は15・2%と3話連続で15%超の記録。「北京五輪」の中継で1週空いたが、第4話は13・9%。第5話も11・8%と「北京五輪・閉会式」の裏ながらも2桁をキープし、その後も第6話13・9%、第7話13・4%、第8話14・6%と推移していた。

 TBSが世界放送・配信を視野に入れ、ハリウッド作品を手掛ける海外の大手プロダクション、ケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナル作品の第1弾。水中事件や事故の捜査のため、海上保安庁に新設された架空のスペシャリスト集団「DCU」の活躍を描くウオーターミステリー。阿部が隊長、バディを組む相棒を横浜流星が演じている。

 「DCU」とは「ディープ・クライム・ユニット(潜水特殊捜査隊)」の略称。海の多い島国・日本は、水中事件の解決率が地上の事件より低い。それを変えるのがDCUの“手錠を持ったダイバー”。海、河川、湖など、あらゆる水中に潜り、証拠を探して事件解決に挑む。

 阿部、横浜のほか、山崎育三郎、市川実日子、趣里、高橋光臣、岡崎体育、「土佐兄弟」の有輝、春風亭昇太らが出演する。

 最終話は、来たるG20東京サミットを前に、横浜海上保安部に警備準備本部が設置された。新名(阿部寛)は人の出入りが多くなるこの機に乗じて瀬能(横浜流星)にニセモノのフロッピーディスクをつかまされた成合(吉川晃司)が本物を奪い返しに来ると直感。その一方で、新名は公安の清水(山崎育三郎)から海保内部に内通者がいることを告げられる。その矢先、佐久間から笠原(岡田浩暉)と密に連絡を取り合っている者がいると聞かされた新名。成合はどのような手段で新名に挑んでくるのか。そして裏切り者は誰なのか…という展開だった。

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2022年3月22日のニュース