反町隆史 水谷豊のサプライズメッセージに涙「7年間学ばせていただいて感謝しかないです」

[ 2022年3月22日 13:36 ]

俳優の反町隆史
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 俳優の反町隆史(48)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。同局の人気刑事ドラマ「相棒season20」(水曜後9・00)で共演する俳優の水谷豊(69)からのメッセージに涙を見せる場面があった。

 水谷演じる杉下右京の4代目相棒役を2015年10月スタートのシーズン14から務めてきた反町は昨年11月24日の放送では歴代相棒最多となる125回の出演記録を樹立。23日放送の今シーズン最終回でいよいよシリーズから卒業を迎える。

 歴代相棒最多出演を迎えた心境について「自分の中では、途中から最多を目指していたので、なんか言葉にはならない感じはありましたね」としみじみ。「水谷さんが本当に一緒に喜んでくれたので」と感慨深げに振り返った。

 番組では番組MCの黒柳徹子が、水谷からのサプライズメッセージを代読。「撮影期間7カ月、毎年始まる前はしばらく戻ってこられない遠洋漁業にでも出るような気持ちになります。長い時間一緒にいると相手の日々の状態も分かってくるものですが、ソリは体も精神もタフな相棒でした。2人の娘さんを留学させるべきかどうか、娘さんにどうしてあげたらいいのか、悩んでいる時に人としての父親としてのソリの顔がとても印象的でした。北海道ロケ、スタッフたちも一緒に何日か宿の温泉に入った時のこと、ソリから体に良いからと温泉と水風呂を交互に2回入るようにとのオーダーがあったのですが、北海道の水のなんと冷たいこと。3日前に『水風呂2回入りましたか?』とソリに聞かれて、『もちろん!』と答えましたが、実は1回しか入ってませんでした。他愛もない時間のなんと楽しかったことか。(反町の卒業には)相棒で7年付き合ったからこそ言えることですが、ソリが選んだ道はそれがいかなる道であろうと賛成です。人生、仕事これまで積み重ねてきたことが役者として発揮できるのは50歳からだと思います。ちょうどソリの今の年代です。これまで近くでいろいろなソリを見ていたからこそ言えるのですが、この先、相棒の冠城亘とも違う、魅力的な役者、反町隆史を見られることをとても楽しみしています。終わってみればやはり長かったような、あっという間のような7年間でした。ソリ、サンキュー!」という愛情にあふれたものだった。

 メッセージが読み上げられると反町は思わず涙。「ありがとうございます」と涙をぬぐい、「愛情を7年間いただいたので、また、役者としてもそうですけど、人間としても十分教えていただいた。また主演俳優としての在り方。そこも僕の中で初めて見られたので、20代の時の自分と30代の時の自分は主演をやるのに必死で、周りが見えなかったり、自分自身のことしか考えられなかった。水谷さんが主演俳優っていうのはこういう人と接するんだなとか、こういう仕事をするんだなって、あらためて僕の中で初めて見た光景だった。自分には新鮮には映りましたし、7年間学ばせていただいて感謝しかないです。ありがとうございました」と絞り出した。

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2022年3月22日のニュース