渡辺王将カド番から巻き返しか、藤井竜王が王将奪取か 注目の王将戦第4局対局開始

[ 2022年2月11日 09:12 ]

<王将戦第4局第1日>対局前、一礼する渡辺王将(左)と藤井竜王(撮影・西尾 大助、会津 智海)
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 渡辺明王将(37)=名人、棋王との3冠=に藤井聡太竜王(19)が挑む第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第4局が11日午前9時、東京都立川市の「SORANO HOTEL」で始まった。 動画で見る・王将戦第4局 対局場「SORANO HOTEL」紹介PV

 対局室に先に入場したのは、前局までと同様に挑戦者の藤井竜王。この日は8時47分に着座し、ウェットシートで顔を拭って身支度を整えた。本局で先手番を持つ渡辺王将は、3分後に入室した。

 午前9時、立会人で第35・36期王将の中村修九段の合図で対局が開始。渡辺王将は7六歩と角道を開けると、藤井竜王は8四歩と応じた。

 渡辺王将がカド番からの巻き返しを図るか、藤井竜王がストレートで最年少王将位獲得となるか、大きな注目が寄せられている。

 第4局のスケジュールは、10:30に午前のデザート、12:30に1時間の昼食休憩、15:00に午後のデザート、18:00に「封じ手」を予定。副立会は佐々木慎七段、記録係は鈴木麗音初段が務める。

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