後手の藤井竜王が72手目を封じて1日目終了 第71期王将戦第4局

[ 2022年2月11日 18:23 ]

<王将戦第4局第1日>封じ手を立会人の中村九段に手渡す藤井竜王。左奥は渡辺王将。11日18時7分(撮影・西尾 大助、会津 智海)
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 渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第4局が行われている11日18時、後手の藤井竜王が72手目を封じ手1日目が終了した。 動画で見る・王将戦第4局 対局場「SORANO HOTEL」紹介PV

 本シリーズ初めての矢倉となった第4局は、1日目午前中からハイスピードで進行。午後からは一転、お互い慎重に指し手を進めている。午後6時、封じ手時刻を迎えると、藤井竜王は間髪入れずに指し手を封じる意志を示し、1日目を指し掛けとした。

 カド番を迎えている渡辺王将は、本局で反撃開始の1勝目を狙う。一方、開幕3連勝で王将奪取に向けて突き進む藤井竜王は、第4局で勝利すると史上最年少&4人目の五冠を達成する。

 消費時間は先手の渡辺王将が2時間53分、後手の藤井竜王が4時間29分。持ち時間は各8時間。対局はあす12日、午前9時に再開される。

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