平野歩夢 なぜ2回目2位だった?成田童夢が推測「着地で雪煙が…回り切れていないとカウントされた」

[ 2022年2月11日 18:00 ]

成田童夢さん(2011年撮影)
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 2006年トリノ五輪・スノーボード男子ハーフパイプ(HP)日本代表でタレントの成田童夢(36)が11日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜1・55)にリモート出演。北京五輪スノーボード男子HPで悲願の金メダルに輝いた平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)についてコメントした。

 平野歩は2回目で超大技「トリプルコーク1440」を成功させたが得点は91・75点止まり。五輪史上初めて同技を成功させたにもかかわらず、直前に滑走していたスコット・ジェームズの92・50点に及ばなかった。それでも3本目に同技を成功させる完ぺきな滑りを見せて96・00点をマーク、逆転で金メダルを獲得すると「2本目の点数が納得いってなかったんですけど、そういう怒りを自分の気持ちの中でうまく最後、表現できた」と振り返った。

 平野歩の2回目の採点についてはネット上でも様々な声が上がっているが、成田は「私も最初に(平野の)滑りを見た時“あっこれはいったな”と思いました。ただ、VTRを確認して、高さ、着地の際のズレ、それから着地の位置、そういうふうなものがスコッティ選手の方が上回っていたんですね」と解説。「平野選手の2回目の時に着地で雪煙が上がってるんですね。5発中、3発か4発、雪煙が上がってるんです。最後、雪煙が上がった状態で演技が終わっています。これが回り切れていないというふうにカウントされてしまったんです」とVTRを見ながら説明した。

 平野歩の3回目については「完璧すぎて非の打ちどころがまったくない」と絶賛。そして2回目の採点について「ジャッジが平野歩夢選手に対する挑戦状を叩きつけたんじゃないかなと、私はそう感じております」と推測し、「難易度として見せるのか、それとも2回目にやった演技をさらに完成度を高めて演技をするのか、そこが(3回目に)平野歩夢選手に求められたところだったんですけど、しっかりと完成度を上げるという平野選手のアンサーができた」と自身の見解を語っていた。

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