サンド富澤 M-1審査員の苦悩を告白「帰ってから『あそこ何点だったな』とか、それが1年ぐらい…」

[ 2022年2月11日 13:03 ]

サンドウィッチマン・富澤たけし
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が10日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にゲスト出演。富澤たけしが「M-1グランプリ」の審査員を務める上での苦悩を明かした。

 富澤は15年と18年以降のM-1審査員を担当。MCの海原ともこから感想を聞かれ、「嫌だなぁ、と思ってます。大変です」「審査員が初めての時、震えてましたもん」と本音を口にした。

 富澤は「お笑いの学校とか行ったわけじゃないですし、感覚でやってきた人間なんで、それを論理的にあの短い時間で説明するって…」と審査の難しさについて吐露。さらに、「帰ってから『あそこ何点だったな』とか、『もうちょっとなんか言ってあげれば良かったのにな』とか、それが1年ぐらい続いて、また『審査員お願いします』って…。僕らの票で人生が変わりますからね」と重責を感じていることを伝えた。

 他の審査員の点数については、「気になります」と即答し、「自分だけ高かったら『んっ!?』って」と笑わせる。続けて、「伊達がテレビを観ながらオレに点数を送ってくるんですけど、スタジオが圏外なんで後でしか見れないんです」と明かすと、伊達みきおは「富澤が点数を出す前にメールするんですよ。だいたい同じです。でも僕には全く審査員のオファーは来ないです」と笑わせた。

 さらに伊達は視聴者の視点で、「今田さんにコメントを振られるじゃないですか。その時に気の利いたことが言えるかどうかみたいな。あれ、いらないですよね。そこをずっと考えて“点数どうでもいいや”みたいになりそうな気がしません?」と指摘。これには富澤も同意。いつコメントを振られるかは分からないと明かし、「それも同時に考えなきゃいけないのよ」と渋い表情で伝えた。

続きを表示

2022年2月11日のニュース