サンドウィッチマン伊達「あれ、どういうこと?」 若手漫才師に愛ある苦言「僕らが後輩なら…」

[ 2022年2月11日 12:40 ]

「サンドウィッチマン」伊達みきお
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が10日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にゲスト出演。MCの「海原やすよ・ともこ」と漫才について熱く語った。

 海原ともこが最近の若手漫才師について、「芸人ごっこしてるな、っていう人が多くないですか。お年玉を配れば芸人と思ってんの、みたいな…」と素直な感想。さらに「舞台の時、お客さんのことを一番に考えてないなって思う人が多い。漫才の内容がどうのこうのとか思ったことはないんです。設定だとか、暴れ回ろうが、どつき回そうが、思わないんですけど…」と前置きした上で、「今の人って、前の人の漫才も見てないし、お客さんの様子が分からないまま、出るじゃないですか。で、終わってから『う~ん…』って、そらそうやって!」とバッサリ。「空気読めへんまま、『イェーッ!』って行ったって、『ちゃうちゃう』ってなるに決まってますやん」と断言した。

 この発言に伊達みきおも同意して、「僕らが後輩であれば、先輩のネタは袖で見たいんですよ。今、見ないですよね。あれ、どういうことなんですか?」と苦笑い。ともこが「自分たちがスベった時だけ、『あれ、何でかな?』と思って、袖にいるんですよ。他の人はどうなるのかなと思って見てるんですよ」と指摘した。

 これに続いて、海原やすよも「今のサンドさんのテレビだけを見て、舞台でやってる見えてないところじゃなくて、テレビで見えてるサンドウィッチマンになりたいと思ってなってるから、芸人ごっこみたいな人が増えてくる。どこが好感あるのかだけをピックアップして、そうなろうとしている芸人が多い」と分析。サンドウィッチマンの陰での努力に気づいていない若手が多いと苦言を呈した。

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2022年2月11日のニュース