ハライチ クレしん映画でゲスト声優、本人役に 劇中だけのオリジナル漫才披露

[ 2022年2月2日 06:00 ]

クレヨンしんちゃんの着ぐるみとポーズを決める(左から)川栄李奈、ハライチの岩井勇気、澤部佑
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 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(35)と澤部佑(35)が、アニメ映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(4月22日公開)でゲスト声優を務めることになった。主人公の野原しんのすけと同じ埼玉県出身の縁で劇場版30弾の節目に満を持しての起用。本人役で出演し、劇中だけのオリジナル漫才を披露する。

 出身地である上尾市内の「原市」をコンビ名の由来とする2人。今作ではしんのすけの地元、春日部で行われる花火大会で前説を担当する芸人を演じる。コンビでそろって声優を務めるのは16年公開のアニメ映画「妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」以来で、本人役は初めて。

 岩井が次々と繰り出すボケに澤部がノリ続ける「ノリボケ漫才」と呼ばれる独自の漫才スタイルで知られる。敗者復活から5年ぶりの決勝進出を果たした昨年12月のM―1グランプリでは、果敢にそのスタイルを変えて挑んでおり、劇中ではどのような漫才を披露するのか注目される。

 岩井は「クレヨンしんちゃんの世界の中で漫才をできるというのは、我々のひとつのゴールなんじゃないかな。これが解散ライブになるかも。劇場で目に焼きつけてもらいたいです」とまさかの引退宣言も。澤部は「埼玉出身の我々が、これからも芸能界で頑張っていく上で、怖いものがなくなりましたね。埼玉では敵なし。バックにしんちゃんがついてんだぞ、という気持ちです」と相方の宣言をさっそく撤回し、今作への出演を機にさらに活動を活発化させようと鼻息が荒い。

 澤部は長女(7)次女(5)長男(2)の3児の父でもあり「子供が絶対に見るので、本人役の方が“パパだ!”ってなるから、頑張ってやるだけです」と意気込んでいる。

 《川栄李奈、オファーに大感激》女優の川栄李奈(26)もゲスト声優を務める。「しんのすけの本当の母親」を名乗る屁祖隠(へそがくれ)ちよめ役で、しんのすけとともに謎の忍者軍団に連れ去られる役どころだ。自身は同アニメシリーズを見て育ってきたためオファーに大感激。「幼い頃、しんちゃんの妹・ひまわりの人形を買ってもらって、自分の妹として友だちに紹介するくらい大好きでした」と笑って振り返った。

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