NHK「ガッテン!」27年の歴史に幕 志の輔が最後のあいさつ「これからもガッテンできる毎日を」

[ 2022年2月2日 20:20 ]

立川志の輔
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 NHKの人気番組「ガッテン!」(水曜後7・30)が2日の放送で最終回を迎え、前身の「ためしてガッテン」から数えて27年の歴史に幕を下ろした。司会を務める落語家、立川志の輔(67)が終了を伝え、「本当に長い間ご覧いただきまして、本当にありがとうございます」と感謝した。

 衣食住など身近な話題を科学的に分析し、生活に役立つ裏ワザや知識を提供してきた同番組。1995年に「ためしてガッテン」としてスタートし、16年にリニューアル、現在の番組名「ガッテン!」となった。放送回数は計1098回になるという。

 ラスト回のテーマは「しつこい目のぼやけ 気づいて!本当の原因解明SP」だった。目を酷使する現代社会において、多くの人が経験したことがあるであろう「目のぼやけ」を特集。新しい目の病気と言われ、ものが二重に見えるなどの症状が出る「サギングアイ症候群」を紹介した。

 番組終盤で志の輔が最終回について触れ、「長い間、27年お世話になりましたが、今回をもちまして最終回ということになりました。本当に長い間ご覧いただきまして、本当にありがとうございます」と頭を下げた。ともに進行役を務めてきた同局の小野文惠アナウンサーも「長い間本当にありがとうございました。みなさんのご健康をこれからもお祈りしています」と話した。

 番組から視聴者へのメッセージは「ガッテンできる毎日を」。志の輔は「ガッテンできる毎日をお過ごしいただければな、ということでございます」と説明し、「毎週『次回もガッテン!』と言って終わりましたけど、みなさまのガッテンできる日がずっと続きますように、『これからもずっとガッテン!』で最後を締めくくりたいと思います」とコメント。「ご覧いただきましてありがとうございました。『これからもずっとガッテンできる毎日を、ガッテン!』。ありがとうございました」と結んだ。

 テロップでは「ご覧いただいたみなさま 番組作りにご協力いただいたみなさま 27年間ありがとうございました」の言葉が表示された。放送終了後、番組公式ツイッターが更新され「『ガッテン!』は今回が最終回。みなさんのこれからが『ガッテンできる毎日』でありますように。27年間ありがとうございました!」と伝えた。

 NHK広報部は終了の理由を「番組の編成の都合により、このタイミングで放送を終了することになった」としている。

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2022年2月2日のニュース