織田信成 羽生結弦“伝説のプログラム”「SEIMEI」を踊ってみた 「やっぱすごい人なんだな…」

[ 2022年2月2日 19:00 ]

(C)織田信成公式YouTubeチャンネル
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 フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪男子代表でプロスケーターの織田信成(34)が2日、北京五輪で14年ソチ、18年平昌に続く3連覇を狙う羽生結弦(27=ANA)の伝説のプログラム「SEIMEI」を“踊ってみた”動画を公式YouTubeチャンネル「織田信成の“滑るけどスベらない”チャンネル」にアップした。

 昨年10月に開設した公式YouTubeチャンネルの初回動画では、フィギュア界で“伝説”として語り継がれている14年ソチ五輪での浅田真央さんのフリー演技を完全再現に挑戦する模様を公開し110万回以上再生されるなど注目を集めた織田。今回は、羽生の伝説のプログラム「SEIMEI」という日本中を感動の渦に巻き込んだ最高難易度プログラムに挑んだ。

 動画冒頭、「羽生選手は全然違う、という声があると思うんですけど、ごもっともなので。挑戦企画として温かく見守ってもらえたら」と前置きし、最高難易度のプログラムへの挑戦に向けて氷上練習に。自分なりに準備を重ねてきたという織田は、羽生へのリスペクトを込めて入念にリハーサルを繰り返し、ついに本番の撮影へ。現役を退いたとは思えない豊かな表現力とハイレベルなジャンプで、日本中に感動を与えた『SEIMEI』を形づくっていくが、演技を終えると激しく息切れした様子でしんどそうな表情を浮かべた。

 息を整えた後「途中くらいまで、あれ、これいけるんちゃうかな?と思ったんですけど…いや、無理」と極めて難易度が高く体力的にも厳しいプログラムであることを実感した織田は「滑ってみて分かったのが、羽生選手マジで助走してないんだなって思った」と、羽生のやっている通りに再現しようとするとうまくジャンプにつながらない場面などがあり、自身でクロスを足してアレンジすることで、やっとこなしたことを明かした。

 18年の平昌五輪ではケガにも苦しみながら本プログラムを滑り切り、金メダルを獲得した羽生に対して「やっぱすごい人なんだなって思った」「血が人と違うよね」と織田は改めて尊敬の念を語り、前人未到の3連覇が懸かる北京五輪に挑む羽生にエールを送っていた。

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