鈴木大地氏 石原慎太郎氏を追悼、背泳ぎつながり、東京五輪招致で交流し「行動力に男としてほれた」

[ 2022年2月2日 09:57 ]

鈴木大地氏
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 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。1日に死去した元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(享年89)を追悼した。

 石原氏は、東京都知事を13年半務め、タカ派政治家の代表格としても知られた。2013年に軽い脳梗塞を発症したが、14年の政界引退後も精力的に執筆活動を続けた。翌15年2月に再び脳梗塞を発症してリハビリを続けていた。差別的発言で物議を醸すことも少なくなかった。「『NO』と言える日本―新日米関係の方策―」など多くの著書を残した。膵臓(すいぞう)がんを昨年10月に再発していた。

 鈴木氏は、東京五輪の招致活動で、石原氏と交流があったと言い、「対談した時に“実は背泳ぎのチャンピオンだった”っておっしゃっていて、作家で政治家でアスリートでもあるっていうか、スポーツ大好きですね。ですからものすごくファンになっちゃって、この人がリーダーだったら東京五輪も成功するんじゃないかって思って私も一生懸命にやらせていただきました」と振り返った。

 そして、東京湾の水質の問題で陳情も行った際には「その場で担当の方に電話をして“何とかしろ”ってことで呼びつけてぴしっとやらせて。この行動力、男としてほれたなって感じがしますね。ディーゼル車の問題もあったじゃないですか。ですから環境活動家でもあったのかなって。本当に多彩な面を見せていただいて、男としてほれますね」と話した。

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2022年2月2日のニュース