「ますだおかだ」増田 テレビ番組の「お約束」にレッドカード「これって裏切りやん」

[ 2022年1月6日 20:46 ]

「ますだおかだ」の増田英彦
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 人気お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦(51)が6日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」(木曜正午)に出演。テレビ界の「お約束」に警鐘を鳴らした。

 若年層のテレビ離れが顕著な昨今。増田は「最近、テレビってテンポ早くて、タメがなくなってきてて、感動の度合いが少なくなったり、笑いが薄くなっている気がするんですよね」と分析する。

 最初に例として挙げたのが、海外や日本の衝撃映像を紹介する番組。「オープニングを見たら、だいたい、その日一番の衝撃の映像が出てくるわけじゃないですか。その1分半を超えるものが、その後の2時間、3時間の番組に出てこないわけで、そしたら最初の1分半だけ見て、チャンネルを変える人も出てくるでしょう」という。番組を見てもらうために、オープニングや番組宣伝で視聴者を引きつけようとするテレビ局側の姿勢に理解を示したうえで、「けど、実際に番組を見た人の満足度は10が6くらいになっている、もったいなさ」と話した。

 さらに、近年よく見られる「手法」についても、レッドカードを突きつける。「“CMの後もまだまだ続きます”言うて、始まったら翌週の番宣で終わりかいって。これって(視聴者への)裏切りやん。あと、集中して見てるのに、CMの直前に物が出てきて、何やと思ったら、そこにモザイクかけてCMって。美味しいもの出されて、アーンってしてるのに、食べる寸前で下げられる感じ。ムカつかへん?」と舌鋒はおさまらない。

 自分が出演する番組では、これらの「お約束」をしないように徹底しているそうで、「今日見て満足してくれた人は、絶対に来週も見てくれるんやから」と自身の“哲学”を口にしていた。

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2022年1月6日のニュース