橋下徹氏 豪州のジョコビッチ入国拒否に「日本の場合は米軍基地に対して日本のルールを適用できてない」

[ 2022年1月6日 08:42 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。オーストラリア当局が、テニス全豪オープンに出場するために5日深夜にメルボルンに到着した世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)の入国を拒否したことに言及した。

 オーストラリアメディアが6日伝えたところによると、新型コロナウイルスワクチンの接種免除に必要な証明を示すことができなかったことが理由。オーストラリア当局は6日中に同国を離れるように命じた。ハント保健相は6日朝のテレビ番組で、ジョコビッチ選手の「査証(ビザ)は取り消された」と述べた。ジョコビッチの弁護士は異議を申し立てた。ジョコビッチは、今回の全豪で4連覇と四大大会歴代単独最多となる21勝目が懸かっていた。

 MCの谷原章介が「すごく厳格にやっているオーストラリア、ニュージーランドみたいな国もあれば、かたや米国だったり英国だったり同じアングロサクソンでも…二分してますよね、緩い所と固い所と」と話すと、橋下氏は「これは世界各国の国柄というか意識の違いと言うか、これはある意味仕方がないところはあると思うんです。日本も外国人に対して厳しくやってますから」と言い、「いずれにせよ各国に主権があるわけですから各国のルールに従ってもらうっていうのが大原則」と指摘した。

 そして、「僕は“書類の不備”っていうところが本当かどうかよく分かりませんけれど、もしこれがルール違反なんだったら、これはジョコビッチ選手は入国を止められても仕方がないのかな」とし、「一方、日本の場合は、米軍基地に対して日本のルールをきちっと適用できていないっていうところはある意味情けないところだと思いますね。ただ僕はやっぱりオミクロン株について、そこまで厳格にする必要があるのかなっていうのは個人的に思いがあります」と自身の見解を述べた。

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2022年1月6日のニュース