古市憲寿氏 トラに噛まれた飼育員が重傷に「動物側に否があるわけではなく…」

[ 2022年1月6日 10:48 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。5日に栃木県那須町の「那須サファリパーク」で、20代飼育員の男女3人がトラ1頭に噛まれるなどし、女性(22)が右手首を失う重傷、別の女性(26)は複数箇所をかまれ、男性(24)も後頭部を負傷したことについてコメントした。

 園によると、トラは10歳のベンガルトラの雄「ボルタ」で、体長は頭部を含めて約2メートルで体重約150キロ。本来いるはずの柵が付いた飼育スペースではなく展示スペースに向かう通路にいて、飼育員と鉢合わせしたとみられる。飼育スペースと通路は柵を隔てて隣り合っている。マニュアルでは、展示終了後はトラを飼育スペースに入れてから、柵を下ろす。だが、4日は確認をしていなかったといい、同スペースに戻る前に柵を下ろしたとみられる。

 古市氏は、専門家の「トラは、じゃれついて頭を噛むことがある。本当に相手を仕留めるんだったら首を狙う」という意見に「例えば、猫も甘噛みするじゃないですか。猫がトラくらい巨大になったら同じような事故がたくさん起きてると思うんですね。だから本当に動物側に否があるわけではなく、たまたまこういった不幸が重なっちゃった事故なのかなあっていう気がしますね」と自身の意見を述べた。

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2022年1月6日のニュース