「金スマ」八奈見乗児さんの明るい声で2021年締めくくり 飯島愛さんとともに功労者を偲ぶ

[ 2021年12月17日 22:32 ]

中居正広
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 TBSのバラエティ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(通常は金曜後8・57、この日は2時間特番のため後8・00)が17日に放送され、長年にわたって同番組のナレーションを務め、今月3日に90歳で亡くなったことが14日に発表された声優の八奈見乗児(やなみ・じょうじ)さんのナレーションで今年最後の放送が締めくくられた。

 この日は「嵐」の松本潤(38)がゲスト出演し、番組MCを務める先輩タレントの中居正広(49)と1対1で初の“ガチトーク”。2人のトーク部分が終わると、八奈見さんの訃報について番組から改めて報告された。2001年10月19日の第1回放送は八奈見さんのナレーションからスタート。映像で当時を振り返った後には、番組にかつてレギュラー出演し、2008年12月に36歳で亡くなった元タレントの飯島愛さんの映像に重ねて、飯島さんを偲ぶ八奈見さんのナレーションが流れた。

 八奈見さんのナレーションは例年同様に「今年もあとわずか。飯島愛さん、あなたをことを思い出します」から始まり「愛ちゃん、お元気ですか。お別れしてからもう13年が経ちました。あれから色々なことがありました。金スマのみんなは元気です。あなたの笑顔はたくさんの人の胸に残っています。おじさんも決して忘れないよ」というものだった。八奈見さんは体調を崩して番組ナレーションを降板した後も、毎年12月に飯島さんを偲ぶVTRでは声を担当していただけに、今年も生前に収録が済んでいたものと思われる。

 そして、「てなわけで、これからも中居正広の金スマよろしくね」という八奈見さんの明るい声でナレーションが締めくくられると、青空の静止画の上にテロップで「八奈見乗児さん、私たちもあなたを忘れません。お疲れさまでした。ありがとうございました。中居正広の金曜日のスマイルたちへ スタッフ一同」の文字が。スタッフ名の続くエンドロールには「ナレーション」スタッフとして「八奈見乗児」の名前も刻まれていた。

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