米倉涼子「ありがとう」ドクターX最終話17・7% 瞬間最高視聴率21・9% 今年の連ドラ期間平均1位

[ 2021年12月17日 09:00 ]

米倉涼子
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 女優の米倉涼子(46)が主演するテレビ朝日ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)の最終話(第10話)が16日に放送され、平均世帯視聴率が17・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。個人視聴率は10・5%、瞬間最高視聴率は21・9%(午後10時2分)で、未知子が寿司屋で蜂須賀を待っているシーンだった。

 最終回を終え、米倉コメントがコメントを発表。「2年振りに意を決して挑んだ今回の『ドクターX』で、戻ってこられたホームの温かさ、仲間の大切さ、現場の楽しさを改めて実感しました。撮影途中は自分自身もどうなってしまうんだろう、という位の困難にぶち当たる事もありましたが、その度にキャスト・スタッフのみんなが私を救ってくれました。その壁を乗り越えて、こうして素晴らしい結果を頂いて本当に皆さんに感謝しています。最後まで見てくれてありがとう、楽しんでくれてありがとう!私たちも楽しめました!」と感謝した。

 全10話の期間平均は16・5%。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の16・3%、10月期のTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の15・8%を上回り、今年の連続ドラマの期間平均トップとなった(16日現在)。

 10月14日に放送された初回は平均世帯視聴率19・0%を記録。今年放送された民放の連続ドラマでこれまで最高だったTBS「天国と地獄」(1月期)の初回16・8%を上回る、今年最高のロケットスタート。第2話は15・9%、第3話は16・6%、第4話は15・2%、第5話は16・7%、第6話は15・7%を推移。第7話で全シリーズで初の15%以下となる14・9%を記録したものの、第8話では15・5%で再び15%を回復。第9話は前回から1・3ポイント上昇し、16・8%で初回と並ぶ今期2番目の好視聴率をマークしていた。

 大ヒットドラマシリーズの第7弾。2012年に第1弾が放送され、平均視聴率19・1%を記録。第2シリーズから第5シリーズまでは期間平均視聴率20%以上を叩き出し、19年に放送した前作、第6シリーズも初回世帯視聴率20・3%とロケットスタートを切り、期間平均18・5%と好調に推移。第1シリーズから6シリーズを合わせた平均視聴率は20%超え。シリーズ中に1話も大台20%超えがなかったのは、今回の第7シリーズが初となったが、堅調に2桁をキープした。

 シリーズ誕生から今年10年の節目。今作では新型コロナ禍の医療現場をモデルに、前作から引き続き日本最高峰の東帝大学病院が舞台。

 第10話は「感染症から“未来の命”を救いたい」と純粋かつ崇高な理念を貫き通し、ついに念願の「感染研究センター」を「東帝大学病院」内に設立することになった蜂須賀隆太郎(野村萬斎)。ところが、これからという時に、蜂須賀は人知れず、自らが推進していたケミカルサージェリーも功を奏しなかったほど重度のがんを患っていた。しかもその病状は、天才外科医である大門未知子(米倉涼子)ですら“厳しい手術”になると予感するほど。だが、すぐにオペをしなければ命が危ない。蜂須賀から執刀を頼まれた未知子は、100%の成功を誓う…という展開だった。

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2021年12月17日のニュース