肺塞栓症の松尾貴史 ICUに入るも快方へ 入院中に吉報も!紀伊國屋演劇賞個人賞「大変な励み」

[ 2021年12月17日 15:21 ]

松尾貴史
Photo By スポニチ

 肺塞栓症のため今月14日に緊急入院した俳優でタレントの松尾貴史(61)が17日、自身のツイッターを更新。集中治療室(ICU)に入っていたことを明かし「ご心配をおかけして申し訳ありません。快方に向かっています!」と現状を明かした。また、この日発表された「第56回紀伊國屋演劇賞」個人賞を「二兎社公演『鴎外の怪談』における森林太郎(鴎外)の演技に対して」受賞した。

 松尾は「ICUに入って数日過ごしたため、私からのご報告が遅れたことについてもお詫び申し上げます」と謝罪。「年内は治療と療養に専念し、年始からは元気に活動を再開する所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます」とした。

 伝統ある演劇賞に輝いたことには「病院で知らせを聞きました。大変栄誉ある賞をいただけることになりました。観劇してくださった皆様、スタッフ、共演者、関係者の皆様、誠にありがとうございます!大変な励みとなります。感激しております」と喜んだ。

 松尾は14日夜、肺に違和感を感じ、自ら車を運転して病院を受診。検査の結果、肺塞栓症と診断され、入院した。血栓を溶かす治療を受け、事務所関係者は15日、「意識はあり、病院で動くこともできている状態」と明かした。

 松尾が主役の森鴎外役を演じる舞台「鴎外の怪談」の全国ツアー2公演(16日・長野、19日・山形=1月30日に延期、25日・滋賀)は中止。来年1月の公演(全国6カ所)は上演を予定している。

続きを表示

2021年12月17日のニュース