三田寛子 濃厚接触者サッカー観戦、80人検査に「ちょっと注意なさるのが足りなかった」

[ 2021年12月17日 14:27 ]

三田寛子
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 タレントの三田寛子(55)が17日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京都が16日、米国から8日に成田空港に帰国した都内在住の20代女性が新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に感染したことを確認したと明らかにしたことに言及した。

 空港検疫では陰性だったが自宅待機中の9日に発症した。女性と会った濃厚接触者の知人男性も新型コロナ陽性となり、都はオミクロン株の可能性が高いとみて調べている。12日に川崎市等々力陸上競技場で天皇杯準決勝を観戦していた。都は周辺の約80席にいた人や、職場の同じフロアにいた100人以上にPCR検査を勧める。女性も男性も現在、症状はほぼない。

 三田は「これはもちろん(米国から)帰国されたお嬢さんの所に第三者の方(男性)が、自宅隔離中なのに、会いに行っちゃいけないという規定にはちゃんとなっているんですよね?」と感染者学の専門家で日本医科大学特任教授の北村義浩氏に質問。北村氏が「おっしゃる通りですね。ただ一人暮らしの方がどうやって食事だとか水だとかをっていうと、知り合いであるいは家族であれ差し入れでお持ちになるということはあるとは思うんですが、その場合もなるべく距離をとるなり、あるいはドアの外に置くなりの配慮があればいいんですが、冷蔵庫の中に入れてあげるなどと距離が近かったりマスクを取るようなことがあれば、どうしても濃厚接触者扱いになる。特にこの方(男性)、8、9日と2日続けてということですから、なおさら濃厚接触者として確実だということで認定されてしまったということですね」と答えると、三田は「やっぱりちょっと注意なさるのが足りなかったということで、これだけ毎日オミクロンのこともニュースで流れているので、もうちょっとモラル的っていうか、ルールというよりも今まで日本人は特に自分がうつる以上に人にうつすことに対してすごくデリケートに反応して守ってきたので、ちょっとそこの配慮を怠られたのかしらって残念ですよね」と自身の思いを話した。

 都によると、女性は10日に医療機関を受診し、13日に陽性となり入院。16日にゲノム解析でオミクロン株と判明した。男性は20代で8、9日に女性と会い、15日に新型コロナ陽性となり入院。デルタ株ではないことが確認された。早ければ17日にもゲノム解析の結果が判明する。男性の家族3人と職場の同僚7人が濃厚接触者と認定された。

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2021年12月17日のニュース