「紀州のドン・ファン」元家政婦独白に村西とおる監督 映像化意欲「絶対面白いものになる」

[ 2021年12月17日 05:30 ]

激動2021 政治社会(1)「紀州のドン・ファン」事件当時の家政婦が初独白

映画監督の村西とおる氏
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 2018年に死去した「紀州のドン・ファン」こと和歌山県の資産家・野崎幸助さん(享年77)の元家政婦・木下純代さんによる手記「家政婦は見た!」(双葉社)の発売に際して、AV監督の村西とおる氏(73)が「宇宙に行くより、こちらの方がよっぽど男の夢だ。ドラマや映画にしたら絶対に面白いものになる」と映像化に意欲を見せた。

 「家政婦は見た!」は22日発売。野崎さんと“パパ活女子”たちの愛と性、そして金にまつわる物語を家政婦の目線で描いている。

 3000本のAVを撮った男として知られる村西監督だけに、「4000人の女性を抱いた男」といわれる野崎さんの人生に興味津々だ。「今、60代や70代の男に元気がない。男性器をただの排尿器官にしてはいけない。野崎さんは、70代になっても元気で、男の夢を実現した人。夢と希望がそこにある」と絶賛した。

 「宇宙の基地より、和歌山の秘密基地が撮りたい」と、野崎さんが和歌山県田辺市の自宅で過ごしためくるめく時間に思いをはせる。

 野崎さん役には「色気があり、哀愁がある男といえば彼がぴったり」と、ビートたけしをイメージしている。 ネットフリックスでは、自身の人生を題材にした「全裸監督」が世界的なヒットとなった。それだけに「野崎さんの人生の映像化こそ、日本発のキラーコンテンツとなるはずだもちろん、そのときは俺がメガホンを取りたい」と意欲満々だった。

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