マキタスポーツ 「歌怪獣」島津亜矢と異色デュエット

[ 2021年12月14日 06:00 ]

歌声を重ねるマキタスポーツと島津亜矢
Photo By 提供写真

 お笑い界で最も歌がうまいといわれるマキタスポーツ(51)と、歌謡界随一の歌唱力を誇る島津亜矢(50)が異色のデュエットソングを発売する。マキタが作詞作曲した「歌うまい歌」と「歌うまい歌 歌怪獣ver.」の2曲。それぞれの所属レコード会社から、あす15日に同時配信される。

 意外な組み合わせの2人の親交が始まったのは約6年前。2015年のNHK紅白歌合戦での島津の歌唱シーンを見たマキタが、圧倒的な歌唱力に衝撃を受け、翌月のラジオ番組で「驚嘆した。こんな怪物いたのかと。歌怪獣じゃん」と絶賛。SNSを中心に「歌怪獣」のニックネームが一気に広がった。16年10月にマキタの音楽イベントに島津がゲスト出演すると、その後は互いのコンサートなどに出演し合い、19年7月にはNHK「うたコン」にそろって出演した。

 マキタは「今回、レコード会社の垣根を越えて、コラボレーションの機会を頂いた」と感激。「僕は歌がうまいんだよ」(歌うまい歌)、「わたしはそれにしても本当に 声が奇麗よ」(…歌怪獣ver.)などと、2曲とも自分たちの歌のうまさをただひたすらアピールするコミックソングに仕上げた。

 13日に発表された今年の漢字にちなみ、マキタは今回の企画を「集」と表現。「それぞれの主張を歌っては離れて、そして最後は合体します。離合集散するように。出会いの15年以来、ようやく、コラボという形で亜矢さんと“集え”ました」と説明した。

 島津は「喜」の文字を選択。「仲良くしていただいているマキタさんとご一緒できて、とても楽しかった。私一人では恥ずかしくてできないことも、マキタさんと一緒なら面白がってできました」と喜びを語った。

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2021年12月14日のニュース