氷川きよし「フリーダムでいいのかな」、人生の転機になった曲明かす

[ 2021年12月14日 21:20 ]

氷川きよし
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 歌手、氷川きよし(44)が14日放送のNHK「kii’s パーティー~氷川きよしと最高な夜から」(後7・57)に出演し、人生の転機となった楽曲について語った。 自分らしさにこだわり、これまでの演歌ファンはもちろん、若い女性まで幅広い支持を集める。「ここ近年は楽しいですね」と告白。「自由な感じが(する)」と振られ、「フリーダムでいいのかなって」と、心境の変化があったことを打ち明けた。

 共演の香取慎吾(44)が「すんなり踏み出せたんですか?僕も新しい人生、新しい一歩踏み出そうって思ったときに不安だったりとか…」とコメント。氷川は「やっぱり、考えましたよ」と応じ、「4年くらい前。自分を変えられるきっかけになる曲と出合えないかなって思っている時に出会ったのが、限界突破×サバイバー」と説明した。

 2017年に発売した「限界突破×サバイバー」との出合いが大きかったという。フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール超」のオープニング曲にも起用された一曲だ。「思いっきり自分が着たい衣装、ボディスーツとか。メークだって思い切りやりたいと思っていた」。同曲でそれを表現できたとし、「やっぱり楽曲があるから楽曲を殺したくないというか、ちゃんと楽曲のキャラクターにならないといけないっていうのがあったんですけど。限界突破サバイバーに出合って(変わった)」と赤裸々に話した。

 同曲でNHK紅白歌合戦に出た際は「夢がかなったと思って」。共演者から「(転機は)曲なんだ」と水を向けられると、「そうなんです」と返答した。「今後、自分らしく生きていくってことが大切なのかなって思っていて」と氷川。自分に正直にいることがテーマといい、「こういう仕事しているとどうしてもどこか作ってしまう部分があったりしたわけですけど、自分の中では。この年齢になると自分らしく楽しく生きていきたいなっていう気持ちになるし、いろんな作品をこれからも歌っていけたらいいなと思います」と力を込めた。

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2021年12月14日のニュース