吉沢亮 大河「青天を衝け」残り2回 「人として成長できていればいい」

[ 2021年12月14日 12:01 ]

大河ドラマ「青天を衝け」で渋沢栄一を演じる吉沢亮(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「青天を衝け」の放送が残り2回となり、主演する俳優・吉沢亮(27)らが14日、リモートで合同取材会を行った。

 吉沢は1年以上に渡った撮影期間を振り返り「めちゃくちゃ生きていると思う時間だった。『生』を感じた。こんなに刺激的な現場に出合うことはそうはない。ちょっと老けた気がする。やる前の写真を見ると『若いな』と思う。人として成長できていればいい」と感慨深げに語った。

 19日放送の見どころの一つは、渋沢栄一が米国で演説するシーン。吉沢は「難しいと思ったが、いい感じに仕上げてくれて、自分の芝居だが、ウルッと来た」と感激した様子。演出の黒崎博氏は「芝居の熱量に驚いた。こんなに強いシーンになるんだ!?と思った。想像を超えていた」と称賛した。

 26日の放送が最終回。91歳の栄一を演じた吉沢は「年を取っていく芝居が難しかった。エネルギーを失わずに年を重ねなければいけなかったので、みんなで話し合いながら作った。苦労した」と述懐。黒崎氏は「吉沢亮が全身全霊で、91歳の最後の瞬間まで演じ切っている。そのパワーが伝わるのでは」と語った。

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2021年12月14日のニュース