漫画業界の裏側を描いた、2・5次元コメディー「サルまん」15日から東京・下北沢小劇場B1で開催

[ 2021年12月14日 18:41 ]

相原コージ氏の伝説の漫画を舞台化
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 漫画業界の裏側を描いた、2・5次元コメディー「サルまん」がきょう15日から東京・下北沢小劇場B1で開催される。主役の漫画家・相原コージ氏を演じる「微熱DANJI」の錦織純平(32)は「今回初めて漫画原作の舞台に参加します、新しい体験をさせていただくことに感謝しつつ、本番を前に高揚感いっぱいの日々です」と臨戦態勢もバッチリだ。

 原作は、1989年から2年間、ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載された、漫画家・相原コージ氏の「サルでも描けるまんが教室」。漫画家を主人公にした「漫画業界モノ」の先駆け的な作品で、相原氏や編集者の竹熊健太郎氏が実名で登場する。

 脚本・演出は「舞台ハイスクール!奇面組」などを手がけた田中大祐氏が担当する。今回の舞台は、日本を漫画で征服する野望に燃える相原氏と竹熊氏が「とんち番長」なる作品を少年誌に持ち込み、アンケート至上主義の編集長の無理難題に追い込まれながらも日本中にブームを巻き起こすという荒唐無稽な物語だ。

 竹熊氏役のコウガシノブ(47)は「竹熊先生に顔が似ているというだけでキャスティングしていただいた、コウガシノブです。昔の作品とは思えないくらい、ギャグセンスが新しいので驚きました、この舞台は2・5次元を超えた異次元舞台です」とPR。

 コロナ禍で沈み込んだ2021年。ラストにギャグ締めで笑い飛ばすのもいいかもしれない。

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2021年12月14日のニュース