前澤友作氏 宇宙旅行で100億円以上&「お金配り」計画も…お金は「まだもうちょいあります」

[ 2021年12月14日 22:35 ]

ISS滞在中の宇宙飛行士へ食料物資をデリバリーした前澤友作氏(C)SPACETODAY
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 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している衣料品大手ZOZO(ゾゾ)創業者、前澤友作氏(46)が14日、テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」に出演した。

 大江麻理子キャスター(43)と宇宙から単独交信した前澤氏。大江アナから「実際にISSに行ってみてどうでしょう?」と聞かれると「6日くらいたつが最初に宇宙にたどり着いて、国際宇宙ステーションを見たときの衝撃がすごく強くて、それがとっても印象に残っている。その後、変化があったかというと、そんなに変化を感じていなくて、きっと着陸して無事帰還後に地上でいろいろ思うことがあるのかなという変化を期待しています」とした。

 「住み心地」を聞かれると「部活の合宿所みたいな感じ」と表現した。「実験設備やカメラ機材とか所狭しと並んでいる。10人で共同生活していて、トイレも数個しかない。シャワーもなければ、頭洗うのも満足に中々難しい。みなさんで支え合いながら、部活のときの合宿みたいなイメージで暮らしている」と語った。

 「宇宙空間で人間が住める場所と感じましたか?」という質問には「これは正直に申しますけど、まだ難しいと思う」とした。「こっちに来たばかりの数日は宇宙酔いにも悩まされた。寝る時には浮いた状態で寝ることになるので寝づらい。訓練を積んで、この空間に慣れて。そういう準備が必要なのが宇宙。気軽に来れる場所ではまだまだない」と感じた。

 宇宙酔いについては「ジェットコースターに20~30回連続で乗ったくらい気持ち悪くなる」と表した。100億を超える費用をかけたと言われる「宇宙旅行」に「ふわふわ浮いているだけでも、物凄い経験をさせてもらっている」と行く意義はあったとした。

 宇宙からでも「お金配り」を計画している前澤氏に大江キャスターが「まだお金は残っていますか?」と心配すると、「まだもうちょいあります」。「すっからかんにならないように気を付けて次のチャレンジをしたい」と笑顔で語った。

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