笑福亭笑瓶、突発性難聴発症でやってしまったNG行為 医師が宣告「2週間くらいだったら…」

[ 2021年11月8日 22:00 ]

笑福亭笑瓶
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 落語家でタレントの笑福亭笑瓶(65)が8日放送のテレビ東京「主治医が見つかる診療所」(月曜後8・00)に出演し、ある病に悩んでいることをテレビ初告白する場面があった。

 それは笑瓶が57歳頃の出来事、「ある夜起きてトイレにいったら『静かな夜やな』と思ったんです。気づいたら、耳の奥でマンガみたいな『シーン』って音を感じた」と振り返る。「仕事行ったときに笑い話でしたら、周りから『耳鳴りですよ』って言われて」と、病院に急行したという。

 そして、診断されたのは「突発性難聴」。突然耳が聞こえなくなる病気で、耳鳴りや、めまい、吐き気の症状などが起こり、最悪の場合聴力を失うこともあるという。原因がはっきりとはわかっておらず、50代に多く発症し、男女差がないことも特徴的。毎年約4万人がその症状に悩まされ、その3分の1が聴力に影響が出るというデータもあるという。

 笑瓶が発症時期について「1カ月~1カ月半くらい経ちますかね」と伝えると、医師は「2週間くらいだったら、どうにかできるんですけど…1カ月~1カ月半くらいになると、今の治療法では難しい」と宣告。笑瓶は「右耳からだと普通に聞こえるんですけど、左耳からだと、高音部が聞こえにくいんで『えっ?』って振り向く感じになるんです」と、放置してしまったことを後悔した。

 番組に出演の医師は「いろんな方が意外と気が付いていないんですね。片方が聞こえなくても、もう片方が頑張って代用してくれるんです」と、落とし穴があることを指摘。「とにかく1日でも早く病院に行く、3日以内に治療を始めることで、聴力の残し方が変わってきます」と、話していた。

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2021年11月8日のニュース