YOASOBIでも活躍の幾田りら初の楽曲提供 伶「宝物にしたい」

[ 2021年11月8日 04:00 ]

スタジオで記念撮影する幾田りら(左)と伶
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 YOASOBIのボーカル、ikuraとしても活動している歌手の幾田りら(21)が初めて楽曲提供した。E―girlsの元メンバーで昨年ソロデビューした伶(27)の新曲「宝石 feat.幾田りら」(17日配信リリース)の作詞作曲を担当。所属レコード会社によると、幾田が自身名義の歌以外を作詞作曲するのは初めてという。

 客演としても参加した「宝石…」は♪今夜僕はここを発つ 積もる寂しさを背にして…と、旅立ちや新たな一歩をテーマにしたミディアムバラード。1番を伶、2番を幾田が歌い、サビでハーモニーを織りなしている。

 幾田は学生時代、友人と一緒にE―girlsの歌を歌い踊る際に伶のパートを担当。伶は自身のYouTubeチャンネルに幾田のソロ曲「Answer」をカバーした動画を公開するなど、お互いに引かれ合っていたこともあって今回のコラボレーションが実現した。

 伶は「この楽曲を初めて聴いた時は感激しました。楽曲提供は初めてとおっしゃっていましたが、本当に素晴らしい作品だと思っています」と絶賛。E―girls時代はメインボーカルとして歌唱力が高く評価されている実力派は「私にとって凄く大切な宝石となりこれから先も宝物にしたい楽曲です」と長く歌い続けていくつもりだ。

 一方の幾田は「中学生の頃から歌声をずっと聴いてきたので、私の紡いだメロディーや詞を伶さんの声で歌っていただけたことが、とてもうれしく幸せな気持ちです」と感激。楽曲については「新たな場所で旅立っていく人の道しるべとなってくれたら」と期待している。大ブレーク中のYOASOBIでは、楽曲制作は全て相方のAyase(27)が手掛けているだけに、幾田の創作能力の高さが注目を集めそうだ。

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