海老蔵、YOSHIKIとの対談で語った「大切な人たち」との別れ「今でも毎日妻の声が聞こえてくる」

[ 2021年11月8日 16:45 ]

市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(43)が7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)との対談動画を投稿し、17年に亡くなった妻・小林麻央さん(享年34)への思いを打ち明ける場面があった。

 様々な話題で、お互いの考えを深めて行くなか、「大切な人との別れ」というテーマに。YOSHIKIは「僕は若いときに、父を自殺で亡くしてるんです。よくその痛みを“血”で例えるんですけど、僕はまだその血がいまだに止まってないんですよ」と、告白する。「無理やりその血を止めようとするんじゃなくて『僕は大丈夫じゃない』と、血なんか流れたままでいいと思ったんです。何十年経った今でも、どこかで立ち直れてない自分がいるんですよ」と本音を吐露し、「海老蔵さんは強く見えるんですけど、大切な方たちとの別れをどう乗り越えたんですか」と問いかけた。

 これに海老蔵は「僕は全くそのような力がないんですけど、言葉が聞こえるっていうか。これを変に捉えられたら困るんですけど…今でも毎日妻の声が聞こえるような気がするし。父の思いが伝わってくるんですよ。いつも同じ時間に同じタイミングで、同じ場所で聞こえるんですよ」と、真剣な表情で答える。「肉体は無くて、いろんな感情でこの世を去ったかもしれないですけど、僕の中では生き続けている。妻が言うこと、父がいうこと、先祖が言うことに関しては、しっかり受け皿を持って遂行してきたい」と、力を込めて話していた。

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2021年11月8日のニュース