ひろゆき氏 亀井静香氏との対談は「すごく良かった」「あれが日本の高齢者のわかりやすい姿」

[ 2021年11月3日 16:07 ]

西村博之氏
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 「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(44)が2日に自身のYouTubeチャンネルを更新。10月31日放送のABEMA「ひろゆき&柏木由紀と考える総選挙」(後7・50)内で行われた、元衆議院議員の亀井静香氏(85)との対談について「すごく良かったと思っている」と振り返る場面があった。

 夫婦別姓問題について、亀井氏は「明治時代にできた制度を、いまさら制度を変えるメリットはどこにあるのか。夫婦で同じ姓を名乗らにゃいかんということはないと思うけれども、ただ子どもから見た場合、お父ちゃんの姓にするのか、お母ちゃんの姓にするのか、そういうことになったら不便だぜ。戸籍がバラバラになるから、そのくらい国に協力してほしい。それが常識なんだよ」と、持論を展開。

 これに、ひろゆき氏は「亀井さんは『よくない』って言ってたんですけど、『働いてる人の名前が変わるのはおかしい。それはそのまま使えた方がいい』とも言っていて。夫婦別姓はよくないって言ってるんだけど、解決案は同じことを言ってるんですよ」と、指摘する。

 また、デジタル化について「私個人にとってはね、デジタルか知らねえけどさ。そんなものが、生活にとって不可欠な社会には住みたくないね、あの世に行ったほうがいいね」と亀井氏はバッサリ。

 この意見にひろゆき氏は「亀井さんは太陽光発電の会社をやっていて、電気を買い取ってもらってるんですよ。そのためには、デジタルで電力を管理するシステムが必要なんで、亀井さんはデジタルの恩恵をめっちゃ受けてるんですよね。『デジタル社会になったら、そんな社会で生きたくない』って言ってるんですけど、あれが日本の高齢者のわかりやすい姿だと思うんですよね。デジタル化がよくわからないから、反対ってだけで、実際は恩恵を受けていると。あと、夫婦別姓という今にない新しい仕組みを導入すると『よくわからない不具合が起こるんじゃないか』っていう不安なんですよね。その不安は、物事をちゃんと理解できてないから起こるんですよね」と、説明した。

 「『長い質問すると、亀井さんって理解できないですよね?』ってツッコミを入れたんですけど、これは亀井さんの問題ではなく、高齢者の問題なんですよ。ある程度、長く説明しないと理解できない新しい仕組みってのは、高齢者の人は理解できない可能性が高いんですよ。いちいち1個ずつ説明すれば、理解できる可能性があるんですけど、長く説明すると『わからん、いらない』で終わりってなっちゃうんですよね。だから高齢者が多くいる限り、デジタル化ってのは難しいよねって、ことはあったりします」と、総括していた。

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2021年11月3日のニュース