藤井3冠 永瀬王座戦へ「決断力」がポイント 3日、日本シリーズJT杯準決勝

[ 2021年11月3日 05:30 ]

JT杯準決勝へ向けて記者会見で意気込みを語った、藤井聡太3冠(左)と永瀬拓矢王座
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 藤井聡太3冠(19=王位、叡王、棋聖)と永瀬拓矢王座(29)がぶつかる第42回日本シリーズJT杯準決勝の前日会見が2日、名古屋市で行われ「永瀬王座は序盤のアイデアや引き出しが豊富な方。決断力が問われる」と藤井がポイントを挙げた。3日に開催される地元での公開対局は早指し戦。現在3勝0敗で、奪取へ王手をかける2日制8時間の竜王戦からの対応力が問われそうだ。

 対戦成績は藤井の6勝1敗。永瀬の1勝は昨年の王将戦挑戦者決定リーグで挙げ、四間飛車だった。戦型選択について問われた永瀬は「一番棋士になって指している感じ」と語り、元振り飛車党が再び飛車を振るとも受け取れる注目発言で盛り上げた。

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