NMB48 11周年ライブで“3代目山本”がセンター宣言!

[ 2021年11月3日 22:22 ]

7月に活動再開し、今後への決意を語ったNMB48・山本望叶(C)NMB48
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 NMB48が3日、地元の大阪城ホールで結成11周年記念コンサートを行い、デビュー3年半の若手、山本望叶(19)が、新エースを目指すことを表明した。

 未完の大器が、ついに“3代目山本襲名”に動いた。NMBのエースといえば「山本」だ。11年間で、合計4人の山本が在籍して、2人がセンターに立ってきた。

 デビュー時からの8年間は、1期生山本彩(28)がセンターを務めた。その卒業後は、昨年3月に5期生の“2代目”、山本彩加(19)が17歳でセンターに。その彩加も卒業した21年のこの日、望叶が後継者に名乗り出た。

 アンコールでマイクを握ると、決意を明かした。

 「加入して3年半。これまでの自分の活動を振り返ると、グループに迷惑をかけてばっかりで、すごく情けないなって思います。でも、やっぱり貢献できるようなメンバーになりたいし、個人的な目標もできました。また選抜メンバーとして歌うこと、いつかはシングル曲のセンターでシングルに立つこと。そして、ファッション誌の専属モデルになることです」

 いつもは無口なクールビューティーが、初めて熱い思いを吐露した。デビュー時から美少女として期待されるも、これまで2度の長期休養と、不安定な部分もあった。

 ただ、昨年夏には世間でも話題になっていた。全国放送のテレビ音楽特番に、AKB48選抜の1人として出演すると、「あの美少女は誰?」と、SNS上で「#山本望叶」のワードがトレンド入りしていた。

 待望の自立宣言。この日も、初選抜入りした思い出のシングル「床の間正座娘」をセンターで熱唱。ひと際強い存在感を放っていた。

 8月に最後の1期生の白間美瑠(24)が卒業して、世代交代が進むNMB48は、18歳の梅山恋和ら、ほかにもセンター候補がずらりと揃う。来年の初春には26枚目シングルの発売も決定。コンサートでは、全40人がそれぞれセンターで歌い、次のエース争いを盛り上げた。

 プロ野球界でも、大阪はオリックスと阪神がクライマックスシリーズ進出と、日本一の頂点を目指して盛り上がるが、アイドル界もNMB48で熱い競争が繰り広げられていく。

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