太田光、“小石河連合”で新党結成を提案　石破氏に「このまま総理になる見込みないんだから」

「爆笑問題」の太田光
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　お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光（56）が31日、TBS系衆院選開票特番「選挙の日2021　太田光と問う！私たちのミライ」（後7・57）に生出演し、自民党の石破茂元幹事長（64）、小泉進次郎前環境相（40）に離党と新党結成を提案した。

　太田は石破氏が出馬しながら敗れた昨年の自民党総裁選について、「石破さん、かっこ悪かったですね、総裁選」といきなり“先制パンチ”。石破氏は「そう。いいんだよ別に。人の評価は。かっこいい、悪いでやってることじゃないから」と苦笑いで応じた。

　9月の総裁選では小泉氏、石破氏、さらに自民党の河野太郎広報本部長（58）の“小石河連合”を結成。河野氏の当選はならなかったものの、国民人気の高い3人の結束力を示した。太田は「石破さんと河野さんと小泉さんとで連合組んで、という動きを見て、石破さんは『強い野党が必要だ』と言ってたけど、その強い野党に、石破さんを中心にして、なっちゃえばと思う。自民党は変わらないじゃないですか？」と、石破氏に思い切って提案。「石破さん、冷や飯食わされて、変わらないまま、このまま総理になる見込みないんだから。小泉さん、河野さん、福田（達夫）さんを引き連れて、みんな国民からの人気あるから、小泉さんの親父さん（純一郎元首相）なんて、『自民党ぶっ壊す』と言ってたんだから、自民党を割って出ちゃえば、政治的には劇的におもしろいと思う」と続けた。

　政局を大きく変えそうな太田のプランにも、石破氏は「劇的におもしろいが、それが続かなければ、その時だけの大騒ぎで終わる」と冷静に指摘。小泉氏も「自民党を変えるのが一番早いと思いますね。太田さんは自民党を外から…という発想だと思いますけど、自民党は縦横無尽に融通無碍に、自分自身を変える政党ですから」と、どちらも新党結成には消極的な姿勢を示した。