太田光 自民党・甘利幹事長に辛辣発言連発「戦犯」「資質にがっかり」「ご愁傷様でした!」

[ 2021年10月31日 20:54 ]

「爆笑問題」の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(56)が31日、TBS系衆院選開票特番「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」(後7・57)に生出演し、小選挙区で苦戦が伝えられている自民党の甘利明幹事長(72)に辛らつな質問をぶつけまくった。

 甘利氏の選挙事務所と中継でつながると、太田はあいさつもそこそこに「甘利さん、お元気そうじゃないですね?何かあったんですか?」ととぼけ気味に質問。番組は出口調査の結果で、自民党は単独過半数ラインをかろうじてキープしているものの、議席は大幅減と伝えており、太田は「どのへんが原因だと思いますか?甘利さん、戦犯ですよね、これ。負けたら」と厳しく指摘した。

 甘利氏が「自身のことで言えば、思い描いていた、日本を未来にこうした形にしていきたいと。そのプランも8合目までできたんですけど、その思いが選挙区に伝わらなかった。力不足ですよね」と答えると、太田は「力不足というか、甘利さん、政治とカネが尾を引いたと思う」とズバリ。甘利氏は「事件に関与していると思われたと思う。私自身はまったく関与していない」とあらためて潔白を主張したものの、太田は再び「今まで通りの『秘書がやりました』という言い訳」と突き放した。

 さらに、甘利氏が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉を担ってきたことにも触れ、「そういうことをやった人が、自分の事務所の金の出し入れすらできなかったのかといったら、役人が用意したものをやったんじゃないの?と思われてもしょうがない。そういう不信を持った人がいるような…。甘利さんの政治家の資質にがっかりした」と失望感をあらわにした。

 続いて、進退問題について太田が「勝ったとしても(岸田文雄)総裁に任せるということ?総裁がOKと言えば、自分からは身を引かないってこと?」と追及を続けると、甘利氏は「そういう状況になって、しっかり相談したい」と仮定の話には乗らなかった。さらに「そういうことを聞く番組ですか?」といら立ちを口にすると、太田は「そういう番組なんですよ。ガハハハハ!」と大笑い。最後に「ご愁傷様でした!」と痛烈な一言を送った。

 井上貴博アナウンサー(37)が「涙目にも見えて」と甘利氏の様子を語ると、太田は「そりゃそうですよ。かわいそうですよ、あまり責めちゃ」と、自身の追及はどこ吹く風。フリーアナウンサー小川彩佳(36)は「太田さんですよ、太田さん」とツッコミを入れていた。

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