藤井聡太3冠 初の竜王位と史上最年少4冠王手なるか 竜王戦第3局2日目スタート

[ 2021年10月31日 09:09 ]

立会人・屋敷伸之九段が開封した封じ手に従い46手目を指す豊島将之竜王(左)。右は藤井聡太3冠(日本将棋連盟提供)
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 豊島将之竜王(31)に藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が挑む将棋の第34期竜王戦7番勝負第3局が31日午前9時、福島県いわき市の「新つた」で再開した。

 再開前には後手の豊島が封じ手(46手目)を開封。1時間14分の考慮時間を経て選んだ1手は藤井飛車の進入を防ぐ金上がりだった。

 これまでのシリーズ成績は藤井の2勝。今局を藤井が勝てば初の竜王位と史上最年少4冠に王手がかかる。

 両者の残り持ち時間は豊島が4時間29分、藤井が3時間36分。終局は夜の見込みだ。

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