明石家さんま「幸せって何だっけ…」あのCMの驚きの収録時間「それが俺のCMの中で一番ヒットしてる」

[ 2021年10月31日 14:59 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(66)が、30日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演し、自身が出演した人気CMの秘話を明かした。

 この日は収録前に「CMソングの打ち合わせをしていた」というさんまは、86年ごろに出演したキッコーマン「ぽん酢しょうゆ」のCMについて言及。「あのCMは実は5分で収録が終わってるんです」と打ち明け、驚かせた。

 商品を手に持ったさんまが、軽くダンスしながら、「幸せって何だっけ、何だっけ…」とCMのオリジナルソングを歌うというシンプルな内容だった。「8時間、10時間とか何時間もかけて撮ったCMで世間が誰も知らない、当たらないCMもあれば…。着いてメークしながら歌を聞いて、『じゃあとりあえず仮歌でリハーサル、いっぺんやります。歌って下さい、踊りながら。テストで回しま~す!』って言うて、テストで回したのが『…OK!』って。『え?』ってざわついて。『OKだよね?これ』って。それが俺のCMの中で一番ヒットしてる。たった5分」。本番ゼロで、リハーサルがそのままOKカットとなって採用されたという。

 「次長課長」河本準一(46)は「作り込んだからって、もちろんいいのもあれば、すっと終わるのがいいのもあれば…」とコメント。さんまは「作り込むのも込みすぎて、何か出そう、何か出そうとか、これじゃあ…というのがあるから、どんどん質は高くなっていくねんけど。入らない、耳に届かない、こねくり回しすぎて、みんなに届かないということがある。粗い言葉の方が良かったりするからな」と、このCM撮影で得た教訓を口にした。

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2021年10月31日のニュース