元グラドル・森下千里氏“安住王国”崩せず涙「努力不足が一番」 辻立ち2000回、地道な草の根活動も

[ 2021年10月31日 20:45 ]

結果を受け、事務所で敗戦の弁を涙目で述べる森下千里氏 (撮影・小田切 葉月)
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 第49回衆院選の投開票が31日に行われ、宮城5区は立民の安住淳国対委員長(59)の9期連続当選が確実となった。自民で元グラビアアイドルの森下千里氏(40)のジャイアントキリングはならなかった。森下氏は「相手の壁が強固だったこともありますが、自分の努力不足が一番です」と涙目で敗戦の弁を述べた。

 安住氏は国対委員長として他候補の応援に回りながらの選挙戦となり、地元入りはたった3日に留まった。それでも石巻出身で東日本大震災後には復興事業に注力するなどし、地元での地盤は強固。森下氏は約2000回の辻立ちを敢行し、一時は接戦とも言われたが、在職25年の信頼には勝てなかった。

 愛知県出身で政治経験はゼロ。今年4月に石巻に移住し、足りない知名度を足で稼いできた。次回以降の衆院選での活躍が期待される。

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